CTによる3次元画像診断でより精密な治療計画を立案することができます。
CTとは、Computed Tomography (コンピュータ断層撮影法)の略語です。
近年登場した歯科用CTは、高解像度と低被曝化により歯科診療に大きな変革をもたらそうとしています。現在、歯科用CTが普及しつつ、歯科医療のさまざまな診断に重要な役割を担っています。
たとえば、矯正治療への利用では、術前の検査で顎骨の状態、歯の移動量の予測、また軟組織の状態も把握できるため、より多くの情報が得られます。そのため以前と比べ、より多くの情報から最適な治療方法を導くことで、結果的に治療期間の短縮にもつながります。
しかし、まだまだ導入している矯正歯科クリニックは少ないのが現状です。MOTO矯正歯科では、歯科用CTを導入しております。
CTの特徴
安全かつ負担の軽減
CT撮影時間やレントゲン写真の実行線量も患者様に必要以上の負担をかけず最小限で撮影できます。
• CT撮影時間:25秒
• 実行照射時間:11秒
• 実効線量:150µSv(自然から日本人が1年間に受ける放射線量1500µSv)
矯正治療だけでなく根管治療、親知らずなど、幅広く歯科治療に応用することができ、正確な診査・診断により、治療の安全性を高めます。
高性能
断層撮影した画像を最薄0,076mmの幅でスライスすることができます。歯の根っこや埋伏歯(骨の中に隠れている歯)、また骨の状態をより詳細に確認することができるようになるなど、これまで一般のレントゲンで見えなかった部分が、容易に確認できます。
高度な診断
今まで矯正治療の診断は二次元的なX線写真で診断を行なってきておりました。
しかし、矯正治療は二次元で歯を動かす訳ではないので、予測しながら矯正治療を進めて行く必要がありました。そのため、より正確な診断を行なうためにはより良い検査結果が必要となります。