歯を抜かずに矯正治療ができないかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。もちろんわたしたち矯正歯科医も、抜かないで矯正治療できるなら、それに越したことはないと思っています。

 

歯は、土台となるアゴの骨の上に植わっています。歯とアゴの大きさの調和がとれていれば、凸凹にはならずにきれいに並びます。しかし、歯とアゴの大きさに不調和があると、並びきらずに凸凹になったり、口元がでてしまうことがあります。もちろん、その不調和の程度によって凸凹が軽度であれば、歯のサイズを変えたり、歯と歯の間やアゴの骨を少し拡げてあげたりすることで、歯を抜かずにきれいに並べることができる場合もあります。

 

しかし、不調和が大きいのに、歯を抜かないででムリヤリ並べることで、逆に口元がでてしまったり、せっかく治った歯並びが戻ってしまったりなどの問題が生じることがあります。せっかく期間と費用をかけて治した歯並びが戻ってしまうともったいないですよね。そのような場合、歯とアゴの大きさの不調和を改善するためのスペースづくりとして、抜歯が必要となります。

 

 

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MOTO矯正歯科では、「3Dデジタル矯正システム」を導入し、それをもとに診断や治療のシミュレーション・治療計画の決定を行い、患者様ごとの最適な矯正治療をデザイン、より安全かつスピーディーで効果的な治療をご提案しております

 

 

前回のセパレートの続きです。

 

セパレートで歯と歯の間に隙間を作りました。

その隙間を使って、歯に金属の輪っか(バンドと言います)を合わせて行きます。

 

歯の大きさは個人差がありますので、その方に合ったバンドを探して合わせていきます。

 

詰め物が入っている歯や、複雑な形の歯、歯と歯の間が狭い方で、

セパレートの効果が出にくいタイプの歯をお持ちの方は

バンドを合わせる作業に手間取る事もあります。

 

バンドは薄い金属ですが、セパレートをしていないと、歯と歯がくっついていて、無理矢理押し込む事になります(>_<)

なるべく痛みの無い状態で、バンドを合わせたいので

セパレートに来て頂いています(*^_^*)

大切な日を最高の笑顔でお迎えください!!!

 

「結婚式前に矯正をしたい・・・」

「キレイにしたいけど… 結婚式の予定には間に合うの?」

「矯正って2〜3年かかるのでは? 今からでは無理かな…」

 

そう思われている方もたくさんいらっしゃると思います。

結婚式や成人式、そして記念写真は一生の思い出になるとても大切なものです。
そこで、結婚式や大切な行事に間に合うよう治療期間の短縮が可能な矯正装置を使用して治療し、なるべく短期間で歯並びを大体整えます。

 

また当日までに完了することが難しい場合は、式の直前に装置を一時的に除去し、結婚式・新婚旅行などの大切な行事が済んだら再び装置を装着し治療を継続していきますので、結婚式当日は見た目を気にしない、素敵な笑顔をアピールすることが出来ます。

 

より素晴らしい人生のためのお手伝いができることは、わたしどもとしても幸せなことです。曇りのない最高の笑顔で、素敵な思い出をつくってくださいね☆

 

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※1年ほどの余裕を持って矯正治療を受診されることをお勧めします。半年などの短い結婚準備期間しかない方は相応に難しくなります。

 

お子さんの歯並びについて、

「子どもの歯が変なところから生えていて気になる」

「小学生ですでに、前歯が凸凹になってるけど、このまま様子をみてていいんでしょうか?」

「娘の歯並びが凸凹で、すぐ虫歯になってしまう・・・、見た目も気になるだろうし・・・」

「子どもに矯正治療を受けさせたいけど、いつからはじめたらいいかわからない」

このようなご質問をよくお聞きします。

 

昔にくらべ、現代の子供はやわらかいものを食べる機会が多く、アゴの骨が小さい傾向にあります。歯は土台となるアゴの骨のなかに並びますので、アゴの骨が小さいと、あとあと永久歯がきちんと生えそろわなかったり、正しい歯並びにならなかったりします。

そこでおすすめしたいのが、子供のうちからはじめる矯正治療「小児矯正」です。小児矯正とは、乳歯から永久歯に生え替わる時期を目安に、アゴの成長を正しく誘導し、正しい歯並びと咬み合わせを目指す矯正治療のことをいいます。アゴの成長をコントロールし、咬み合わせの問題をなるべく早めに解消することで、成長が完了してからの矯正治療より、装置を装着する期間が短く、なるべく歯を抜くこともなく、キレイな歯並びにできる可能性が高まります。

 
もうしばらくするとお子様方・学生さんは夏休みに入りますね‼︎

ゆっくりお時間が取りやすい夏休みに、お子様の歯並びのご相談にいらしてはいかがでしょうか?

この機会に是非いらしてください!

 

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大人の患者様から「子供の頃にやっておけばよかった」というお話をよく伺います。子供の頃は痛そう、装置をつけるのが格好悪いなどの理由で矯正治療を受けなかったのですが、やはり年頃になると歯並びの悪さが気になり始めて矯正治療を始める方が多くいらっしゃいます。

もちろん、いくつになっても歯並びをきれいにして美しく素敵な笑顔を手にすることはできるのですが、「子供の頃に矯正治療を始めていれば、もっと良かったのに・・」と感じることも少なくありません。

そこで子供の矯正治療について、その目的・メリットを考えてみましょう。

 

目的・メリット

・抜歯を避けるために・・・

子供の頃から矯正治療をすることで、成長発育を治療に利用することができ、歯を抜かずに治療したり、骨格的な改善もある程度可能になる。

 

・虫歯や歯周病になるリスクが減る・・・

歯並びが悪いと、どうしてもきれいに歯磨きができず、放置すればするほど虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

 

・歯並びが悪くならないように予防ができる・・・

成長発育の過程では様々な要因で歯並びが悪くなることがあります。たとえば、指しゃぶりや口呼吸、舌突出癖などが原因で歯並びが悪くなることがあります。

 

・治療を簡単に終了に導くために・・・

治療を早めからはじめることで、後々の治療が簡単になることがある程度可能になります。

 

「子供の矯正治療」について、以上のような目的・メリットが上げられます。

 

 

また、子供の矯正治療の最適な時期は患者様によって実にさまざまです。早くクリニックに来ていただいても何も治療しないこともよくあります。
けれど、次のような症状があればなるべく早くご相談していただきたいと思います。

 

・下の前歯が上の前歯よりも前にある→将来、骨格的な下顎前突(受け口)になる可能性があります。

 

・歯がねじれて生えてきた→将来、(ガタガタ)になる可能性があります。

 

・いつもお口をぽかんと開けている(口呼吸)・お口が閉じづらい→将来、上顎前突(出っ歯)になる可能性があります。

 

・指しゃぶりや舌を突き出すなどの癖がやめられない→将来、開咬(前歯が咬み合わない)になる可能性があります。

 

・虫歯などが原因で歯がはやく抜けた→隙間が閉じて永久歯が生えてこなくなる可能性があります。

 

・左右どちらかの永久歯は生えてきたのに、反対側の同じ歯がなかなか生えてこない→永久歯が埋もれている可能性があります。

 

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審美面(見た目)の改善

矯正治療をお受けになる患者様の多くが、程度の差こそあれ審美面(見た目)での改善を希望されています。そのような患者様を拝見していますと、実際に治療が進み、歯並びが整ってくると明らかに表情に変化が現れる患者様がたくさんいらっしゃいます。 きっと、それまでコンプレックスに感じていたことから解放された要因も大きいと思うのです。審美面の改善は性別、年齢を問わず、無意識のうちにあなたに明るく素敵な笑顔をもたらしてくれるはずです。

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お口の健康維持

歯並びが悪いまま長い年月を生活していますと、虫歯や、歯周病など様々な問題に直面してくるとともに、体の抵抗力も低下してきますので、症状の悪化が進みやすくなります。できればこうなる前に矯正治療を受けていただくのが理想的ですが、気がついたときからでも遅くはありません。ぜひ、そうなる前に歯並びを整えてご自分の歯で一生美味しく食事ができるよう健康的な口腔内環境を手に入れていただきたいと思います。

発音の改善

歯並びの影響から、発音する時に息がもれるためサ行やタ行の発音が不明確になることがあります。ご本人はあまり意識していないことが多いのですが、治療することで発音の改善を計ることができます。

咀嚼能率の改善

お口の中に歯はあるのですが、上アゴと下アゴの歯がかみ合っていない場合、咀嚼には全く役立っていません。歯並びを整えることで咀嚼の効率を改善することが出来ます。

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